導入背景
株式会社ビジコム様は、POSシステムをはじめとするIT製品の開発・販売を手がける企業です。柳井ラボ(柳井事業所)では、製品開発や顧客サポート、人材育成など多岐にわたる業務が行われています。
同社では、遠隔地の顧客や求職者に対して施設環境を効果的に伝える手段が課題となっていました。特に、開発拠点の雰囲気や設備を言葉や写真だけで伝えることには限界があり、実際に足を運べない方への情報提供が十分にできていない状況でした。また、採用活動においても、地域拠点ならではの働く環境を視覚的に訴求する必要性が高まっていました。
導入内容
柳井ラボの開発エリア、サポートスペース、トレーニングルームなど、主要な業務空間をMatterportで3Dデジタル化しました。
空間全体を高精度な3Dモデルとして記録することで、遠隔地からでも実際に施設内を歩いているかのような体験が可能になります。また、各エリアの特徴や設備について、タグ機能を用いて詳細情報を埋め込み、閲覧者が必要な情報をその場で確認できる仕組みを構築しました。
活用方法
製品紹介・導入事例での活用
POSシステムなどの製品を導入検討中の顧客に対し、実際の開発環境や検証スペースを3Dツアーで公開することで、製品開発の信頼性や技術力を視覚的に訴求しています。
業務効率化・顧客サポート
遠隔地の顧客からの問い合わせ対応や、オンラインでのサポート業務において、3D空間を共有しながら説明を行うことで、対面と同等のコミュニケーションを実現しています。
トレーニング・人材育成
新入社員や研修参加者に対し、事前に施設環境を3Dで確認してもらうことで、初日からスムーズに業務に入れる環境を整えています。また、トレーニングプログラムの説明資料としても活用しています。
採用活動での企業文化紹介
求職者向けに、柳井ラボの働く環境や職場の雰囲気を3Dツアーで公開することで、地域拠点ならではの魅力を効果的に伝えています。実際に訪問することが難しい遠方の応募者にとって、意思決定の重要な判断材料となっています。
導入効果
3D空間デジタル化により、遠隔地の顧客や求職者に対する情報提供力が大幅に向上しました。特に、施設見学のための移動コストや時間が削減され、より多くの方に柳井ラボの環境を知っていただける機会が増加しています。
採用活動においては、応募前に職場環境を詳しく確認できることで、入社後のミスマッチが減少し、定着率の向上にも寄与しています。また、顧客サポートや製品紹介の場面でも、空間情報を共有しながらの説明が可能になり、コミュニケーションの質が向上しました。
IT企業として、最新技術を積極的に導入する姿勢を対外的に示すことができ、企業ブランディングの強化にもつながっています。
