導入背景
錦帯橋は、山口県岩国市の錦川に架かる木造橋で、1673年に岩国第三代藩主・吉川広嘉によって創建されました。創建当初の橋は流失しましたが翌1674年に再建され、以来276年にわたり架け替えを繰り返しながらその姿を保ってきました。1950年9月のキジア台風による洪水で流失した後、1953年に木造で再建され、2001年から2004年にかけては「平成の架替事業」が行われています。
公開内容
錦帯橋と、その下に広がる河原をMatterportで3Dデータ化し、Web上で閲覧できる形に制作しました。連なるアーチ部分や石積みの橋脚、木組みの橋脚、河原から橋へ上がる階段までを一続きの空間として記録しています。閲覧者は任意の位置へ移動して視点を切り替えられるため、写真では伝わりにくい橋の曲線や構造、河原との高さ関係を立体的に確認できる環境が整いました。
まとめ
架け替えを重ねながら受け継がれてきた錦帯橋について、橋と河原を一つの3Dデジタルツアーとして公開しました。ミライカメラでは、大型の屋外構造物でもその形状や周囲とのつながりを損なわずに記録し、Webで公開できる形に仕上げるまでを一貫して対応しています。
